アクションには良いイメージを
『継続は力なり』という言葉。
いざ壁にぶつかった時に『継続は力なり』と、言われても
「そりゃそうだ」と思うばかりで、二の次には「でも」「だって」と、口走りそうになるのは私だけであろうか。
そもそも私は、
「目標に向かって取り組んでいることを継続する」
それこそがその人にしかない才能だと思っており、誰しもができるものではないと思っていた。
確かに今の現代社会では多様性が認められ、くだらない風習や差別が無くなりつつある。
寿司屋で女性の大将が誕生したり、男性のナースやCAが注目を集めたり、
分野によってまだまだ一筋縄でいかないこともあるが、
昔よりは継続や努力によって目標を達成しやすい社会にはなってきたのであろう。
でも、ここで一つ気を付けていただきたい。
『継続は力なり』
この言葉は、「続けていればいずれ大きな成果となる」という意味を持つが、
その姿勢や取り組み方によって、達成までの時間に雲泥の差を生じさせます。
例として、「いつかはホームランを打ちたい」と、夢見る野球少年が2人いたとしましょう。
少年達は、毎日素振りをします。
A君はいつも、憧れの大谷翔平が投げる球をレフトスタンドに打ち返すイメージで100回。
B君はいつも、「見たいテレビがあるから」と、適当に100回。
さて、先にホームランを打つ確率が高いのはどちらか。
当然A君でしょう。
なにを伝えたいかというと、「同じ工程を繰り返しても、内容の濃さや質によって結果は左右される」ということ。
なので、アクションを起こす際には、より良いイメージを持って取り組みましょう。
最後に、合わせて伝えたいポイントが1つ。
前項で例えた少年達、A君が先にホームランを打つ確率は100%ではありません。
まぐれでB君が先にホームランを打つことも十分に考えられます。
そうなんです。「結果」は、たまに嘘をつくんです。
ですが、日々積み上げた「努力や行動」は、決してあなたを裏切りません。
『継続は力なり』
そう考えると、一番大切なのは1つひとつの結果に一喜一憂せず
貫くことのできるまっすぐな気持ちなのかもしれません。