セルフハンディキャッピング

皆さんは学生時代、テスト勉強をする時に

デスクの周りが気になったり、他のことに気を取られ

勉強に身が入らなかったことはないだろうか?

かという私もなかなかなもので

勉強の仕方もわからず、

気分転換に部屋の掃除が始まって

それにも飽き足らず、模様替えをしてみたり

どこから出てきたかもわからない漫画を

読み始めたらもうおしまい(笑)

 

そこからは、続きの漫画を読み漁り

朝には部屋もピッカピカ。

テスト当日には、正真正銘の

「俺、全然勉強してない。」

「あ、今日ウチに遊びに来る?超キレイだよ!」

と、満面の笑みで笑うバカ野郎が爆誕するわけです(笑)

 

でもこれ、心理学上ではちゃんと学者が

提唱をとなえた真っ当な心理現象なんです。

 

 

「セルフハンディキャッピング」

 

 

自分でハンディキャップを課すことで、

たとえ失敗したとしても、他のせいであると

言い訳ができるようにして自尊心を守る行為。

 

これを知った時は私も驚きました。

私は気づかないうちに、自分自身の実力に不安を覚え、

できなかった時の理由を探していたんです。

 

似たようなことが起こるたび「なんて自分は弱いんだ」と、

不甲斐なさに呆れていましたが、それは自分だけではなく

皆が当然に行動する防衛本能の1つだったのです。

 

だがしかし、きっと一度も逃げなかった人もいるでしょう。

今、私が話している内容にいまいち共感できない人は

これまで幾度となく立ちはだかる試練や難問に

実直に向かい合い、挑戦をされてきたんだと思います。

 

今回伝えたいのは。。。

 

「そういう人でなければ成功者にはなれない」なんて

話でもなければ「そうなりなさい」といった内容ではありません。

 

ただ『とりあえずやってみる』

その気持ちは捨てないでほしいです。

 

私も起業した時や経営がうまくいかない時など、これまでに

数々の窮地に立たされた経験があります。

もちろん、うまくいかなかったこともあれば、なかなか

成果につながらず悩んだ時期もありました。

 

そして「逃げる」といった選択肢も私は否定しません。

中には戦わずして利を上げる方もいらっしゃいます。

 

だけどもです。

 

やっぱり、やってみないとわからないことって多いんです。

そしてやらなかった時の後悔ほど、後戻りできないことはありません。

 

今の時代「努力すれば誰しもが報われる」なんて言葉は傲慢と言われ

根性論なんてものは世間から排除されてしまいました。

ですが「やってみる」だけでいいんです。

人生を揺るがすほどの大一番なんて、そんなに多くないんです。

あとの出来事は、すべて過ぎてしまえばかすり傷。

 

そのとき、もしうまくいかなかったとしても、

まわりに誰かがいれば、学べばいいんです。

 

とりあえずやってみる。そして学ぶ。

そうすれば何かしら次のステップが見えるはず。

 

せっかくなら、みんなもちょっとした「とりあえず」の

チャレンジをお教えください。